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Yanagihara Cultural Center

柳原総合市民センター
Yanagihara Cultural Center

  • 所在地:  長野県長野市大字小島
  • 竣 工:  2010年
  • 構 造:  S造・RC造(一部SRC造) 地上2階
  • 面 積:  2,259㎡

コンセプト

柳原総合市民センターは、総合文化施設として計画された支所・公民館・文化ホールの複合施設であり、地域の住民自治や生涯学習、文化芸術活動の拠点となる市民のための施設です。

■周辺環境との調和
•建物用途ごとに建物ボリュームを分節化し、周囲に圧迫感を与えない景観としています。
•屋根と壁の構成がリズミカルに山並みに重なり、周囲の自然景観に調和します。

■内部空間
公民館・支所と文化ホールを別棟とし、建物を機能ごとに分けることで、誰にでも利用しやすい施設計画としました。
●公民館・支所棟
•公民館棟は支所と公民館の一体化利用とし、建物中央に位置する光庭から光があふれる、明るく快適な空間としました。光庭は、自然通風や自然採光を確保し、快適な空間を演出するだけでなくランニングコストの低減にも貢献します。市民の生活を支える公民館・支所にふさわしく、地域に開かれた施設を象徴しています。学習室、多目的室、調理実習室を備えたこの施設は、幅広い市民の活動拠点となり、交流の場となります。
●文化ホール棟
•ホワイエ:カーテンウォールにより明るく開放的なホワイエは、客だまりだけではなく、多目的に利用できる空間としています。
•文化ホール:4つの練習室を持つ文化ホールは、326人の観客が収容可能です。

■環境への配慮
•自然エネルギーの活用として太陽光発電システム10kwを設置し、ランニングコストの低減を図りました。
•屋根勾配を全て南向きとし、積雪時等の凍結に配慮するとともに、自然エネルギーを有効に利用することで融雪設備を用いない設計です。
•外壁や屋根面は高断熱の仕様とし、建物が平屋形式である事から、特に屋根面においては断熱性能を上げ、設備負荷の低減を図りました。

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