平成19年度第九回建築作品表彰 優秀賞
■周辺環境との調和
周囲の山々やりんご畑の広がる景観に、自然にとけ込むよう校舎を低層にしています。
■子どもたちの居場所づくり
外の教室として、またランチスペースとしても利用可能な、上履で出られる木質デッキの中庭を設置したり、アルコーブや多目的スペースを設けることによって、さまざまな子どもたちの居場所をつくりました。
■地域に開かれた学校
児童センターとの有機的つながりや、地域開放を視野に入れた体育館・特別教室棟の配置を計画しました。
■自然環境に配慮したエコスクール
・普通教室・特別教室の暖房に、太陽熱利用の空気集熱式パッシブソーラーシステムを採用し、太陽の熱を感じることができます。
・環境学習として太陽光発電(10kW)の発電状況を常にパネル表示できるようにしました。
・子どもたちが集めた空き瓶を利用したガラス再資源化タイルや再生木材を利用した木質デッキを採用しました。
・花木への散水に利用できる屋根面の降雨水を貯留した手押しポンプを設置しました。
・内部空間を木質化し、人や環境に優しいバンブー(竹)フローリングを採用しました。