コンセプト

なだらかな山々や開かれた地形、新旧の住宅街に隣接した敷地を考慮して、優美でやさしいイメージとなる様なデザインとしました。
障害者の中で一般雇用の困難な方に対し、個々の能力や適性に応じた仕事の場の提供や訓練・生活の場として、また地域の方との交流をとおしての自立した生活をおくることのできる、ノーマライゼーションの実現に向けた施設を目指しました。

働く場・生活の場・集う場それぞれの要素を内包した施設であることから、それぞれの用途で建物を分棟し、建物のデザインもシーンに合わせ外観・内観共に変えています。また分棟にすることで、気持ちの切替えを促し同じ敷地内においても生活にメリハリを持たせられるようにしています。