~懐かしさと新しさの共存。そして新しいまちの賑わいを創造する~
平成15年、長野市のTMO事業として蔵が残る門前町の再生事業が始動しました。
約1000坪の敷地に残る十数個の蔵を生かした商業施設「ぱてぃお大門蔵楽庭」は、土地の記憶を受け継ぐ雑木林を思わせる自然や、善光寺表参道との連続した町家の家並みの創出によって、懐かしさと新しさが共存する空間となっています。
歴史をつなぐ親しみやすい路地をイメージさせるために、敷地内の小径は自然地形に馴染むよう設計し、回遊性を高めています。また、茶室の脇にあった亀の石をそのまま残し、昔の面影を残しています。「小さな旅気分を味わえるまち」として、賑わいを生み出す活性化拠点を目指しています。
受賞
平成20年 都市景観大賞 美しいまちなみ優秀賞/財団法人 都市づくりパブリックデザインセンター
平成20年 長野市制百十周年記念長野市景観大賞 /長野市
平成18年 第十九回長野市景観賞 長野市景観賞/長野市
平成18年 平成18年度土地活用モデル大賞 都市みらい推進機構理事長賞/財団法人 都市みらい推進機構